知らないと損?上海の小籠包おすすめ4選|有名店と本当に美味しい店
上海旅行が決まったとき、多くの人が思うのは「美味しい小籠包を食べたい!」だと思います。
上海は小籠包の本場だけあって、有名店も老舗もローカル店も本当に数えきれないほどあります。
その分、情報が多すぎて、結局どこが本当に美味しいのか分からなくなってしまう。
せっかくの旅行だから失敗したくないし、できれば「上海でこれを食べておいてよかった」と思える一軒に出会いたい。そんな人に向けて、この記事を書いています。
有名店だから美味しい、老舗だから正解、というわけでもなく、実際に食べてみて初めて分かることも多いです。
この記事では、観光客でも行きやすく、なおかつ「ちゃんと美味しい」と感じた上海の小籠包のお店を、正直な所感とあわせて紹介していきます。
小楊生煎館
迷ったらここ。上海初心者でも安心の安定感

小楊生煎館は1994年に上海・呉江路の屋台街で誕生した、生煎、つまり焼き小籠包の専門店です。
今では上海市内のあちこちに店舗があり、中国の主要都市にも進出している超有名チェーンで、上海で「生煎といえばここ」と言われる存在です。
観光中に歩いていると、ほぼ必ずピンク色の「小楊生煎」をどこかで見かけるので、その安心感はかなり大きいと思います。
このお店の魅力は、どの店舗に入っても味が安定していて、注文しやすく、回転が早いことです。
価格も良心的で、代表メニューの豚肉入り焼き小籠包は4個で6〜8元前後と、気軽に試せる値段です。
表面はカリッと香ばしく焼かれていて、ひと口かじると中から熱々の肉汁がジュワッとあふれ出します。生煎らしい食感とジューシーさをしっかり楽しめる一品です。

正直に言うと、「感動して震えるほど美味しい」というタイプではありません。
でも、普通に美味しい!
その“普通に美味しい”が、旅先ではとてもありがたいです。
季節限定メニューが出ることもあってつい気になりますが、結局は王道の焼き小籠包(豚肉)に戻ってしまいます。
初めての上海で小籠包を食べるなら、まずここを選んでおけば間違いないと思います!
吾介小籠館
南翔で味わう、素朴で本気の小籠包

吾介小籠館は、上海市嘉定区南翔鎮の人民街にある、小籠包を看板メニューとしたローカル食堂です。住所は上海市南翔人民街122号で、南翔古鎮の昔ながらの街並みの中に溶け込むように建っています。観光地ではありますが、店構えはとても素朴で、地元の人の日常に根付いたお店という印象です。
看板の南翔小籠は10個で15元と、ローカル価格でとても良心的です。南翔といえば小籠包発祥の地として知られていますが、このお店は気取った演出よりも、家庭的で素直な味を大切にしているように感じました。蒸籠のすのこも年季が入っていて、店内に一歩入ると、まるで昔の上海にタイムスリップしたような感覚になります。

小籠包の皮はややしっかりめで、噛むと中からじんわりと旨みが広がります。派手さはないものの、きちんと美味しい、安心感のある味です。
個人的には、ここで一緒に食べた葱油麺がとても印象に残っています。シンプルなのに驚くほど美味しくて、南翔まで来てよかったと思わせてくれました。
本場の空気を感じながら小籠包を食べたい人には、ぜひおすすめしたい一軒です。
上海老正興菜館
老舗の空気ごと味わう名店

上海老正興菜館は1862年創業の老舗で、上海本幇料理を代表するレストランとして知られています。長い歴史を持ち、地元客にも観光客にも愛され続けてきたお店で、店内にはどこか懐かしく落ち着いた雰囲気があります。
名物の蟹粉小籠包は、薄皮の中に濃厚な蟹みそスープが閉じ込められた一品で、価格は10個あたり800〜1,000円相当。私たちは試しませんでしたが、老舗の看板メニューとして一度は味わってみたい存在です。

正直な感想としては、特別に驚くほどではないけれど、普通に美味しい、という印象でした。ただ、このお店は味だけでなく、長年受け継がれてきた雰囲気や歴史も含めて楽しむ場所だと思います。
上海の老舗で食事をした、という体験そのものに価値を感じる人には向いているお店です。
大壺春
焼き小籠包好きなら、ここが一番
大壺春は1932年創業の、民国時代から続く焼き小籠包(生煎)の老舗です。上海市内に本店や旗舰店を構え、直営店を中心にいくつか店舗を展開しています。
4個で8〜9元と手頃な価格ながら、ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたこともある実力派です。
このお店の焼き小籠包は、大きな鉄鍋で一気に焼き上げるスタイルが特徴で、底の部分はきつね色に香ばしく焼かれ、上はもっちりとした食感に仕上がっています。噛んだ瞬間、中から熱々の肉汁があふれ出し、焼き目のカリカリ感と餡のジューシーさのバランスが絶妙です。

実際に食べてみて、上海で食べた小籠包の中で一番美味しかったです!
香ばしさと旨みがしっかりあって、気づけば何個でも食べられそうな危険な美味しさでした。
焼き小籠包が好きな人なら、ぜひ一度は足を運んでほしいお店です。
まとめ
上海旅行で小籠包選びに迷っている人に伝えたいのは、上海の小籠包は全体的にレベルが高いので、過度に心配しなくて大丈夫、ということです。
その上で、手軽さと安心感を求めるなら小楊生煎、本場感を味わいたいなら吾介小籠館、老舗の雰囲気を楽しみたいなら上海老正興菜館、そして純粋に味で選ぶなら大壺春がおすすめです。
ぜひ自分の旅のスタイルに合ったお店を選んで、上海でお気に入りの小籠包を見つけてみてくださいね!
きっと、旅の記憶に残る一食になると思います。
