上海旅行で「美味しいミルクティーを飲みたい」と調べると、ほぼ必ず出てくるのが覇王茶姫(CHAGEE)。
もちろん美味しいし、間違いない王道。でも正直に言うと、「それだけで終わるのは、ちょっともったいない」と感じています。

私は2025年は5回、中国を旅をしました。
中国へ行くたびに現地のミルクティーを飲み歩くのが定番コース。
観光客向けだけでなく、地元の人が普通に並んで買っているお店や、「これは日本ではなかなか飲めないな」と感じた一杯にもたくさん出会ってきました。

この記事では、CHAGEEのような定番ブランドは押さえつつ、「香り」「茶葉感」「後味」にこだわった、本当に美味しい上海のミルクティーを厳選してご紹介します。
これから上海旅行を予定している方が、「今日はどこで何飲もう?」と迷わなくなる。そんなお手伝いができたら嬉しいです。

覇王茶姫(CHAGEE)|まずは外せない王道ミルクティー

覇王茶姫(CHAGEE)<出典:CHAGEE 公式サイト >

覇王茶姫(CHAGEE)は、中国・雲南省発祥の中国茶ミルクティーブランド。
現在では中国国内に数千店舗規模で展開していて、マレーシア、シンガポール、アメリカなど海外にも進出しています。上海を歩いていると「またあった!」と思うくらい、どこにでもあります。

CHAGEEの特徴は、中国各地の伝統的な茶葉と新鮮な牛乳を組み合わせていること。
中国茶の香りを大切にしながらも、現代的で飲みやすいバランスに仕上げているのが強みです。カップやロゴのデザインも洗練されていて、中国伝統×モダンの世界観がうまく融合されています。

ブランドとしては「コーヒーのように、毎日1杯飲まれる存在」を目指しているそうで、実際に現地の人が通勤途中にサッと買っていく姿をよく見かけます。
定番のジャスミンミルクティーは1杯15〜20元ほど(約300〜420円)。

正直な感想としては、「安心感のあるスタンダードな美味しさ」。
尖りすぎず、誰にでもおすすめできる一杯なので、上海到着後の最初のミルクティーとしては最適です。

喜茶(HEY TEA)|茶葉の存在感を楽しみたい人に

喜茶(HEY TEA)<出典:HEY TEA食べログサイト>

喜茶(HEY TEA)は、2012年に広東省江門市で「皇茶(ROYALTEA)」としてスタートし、その後ブランド名を変更。
現在は深センに本社を置き、中国全土、さらに海外へと急成長しているティーブランドです。2025年2月には大阪・道頓堀にも店舗がオープンして、日本でも話題になりました。

HEY TEAの最大のこだわりは、「素材」。
自然由来の原料を使い、身体に良くない添加物は使わない方針。粉末に頼らず、店舗で茶葉から丁寧に抽出するスタイルなので、とにかくお茶の香りとコクが濃いです。

デザイン面も特徴的で、中国の美学や禅、ミニマル、少しレトロな要素を取り入れたビジュアルは、まさに“今っぽい中国”。
若い世代を中心に圧倒的な支持を集めているのも納得です。

飲んでみた感想は、「これはもう、ほぼお茶」。
ミルクに負けない茶葉の主張があって、甘さ控えめ派の人には特におすすめ。パッケージも先進的で、持って歩くだけで気分が上がります。

茉莉奶白(MOLLY TEA)|香りフェチに刺さるジャスミンミルクティー

茉莉奶白(MOLLY TEA)<出典:MOLLY TEA公式サイト>

茉莉奶白(MOLLY TEA)は、広東省・深セン発の新しめの中国茶ドリンクチェーン。
ブランド名の通り、「ジャスミン(茉莉)」に本気で向き合っているのが特徴です。

コンセプトは、「茉莉を原点に、世界各地の花や果実の香りを探求する」。
高山の良質な茶葉を使い、「花窨(かしん)法」という、花と茶葉を何層にも重ねて香りを移す伝統的な製法で仕上げています。

ベストセラーはプレミアムジャスミンミルクティー。
一口飲んだ瞬間、ふわっと広がるジャスミンの香りに驚きました。
「これはレベルが違う!」と素直に思った一杯です。
香りが人工的じゃなく、自然で上品。

カップや店内も、花や茶園をイメージした柔らかい色合いで統一されていて、特に女性には刺さるピンク基調。
とても可愛くて、写真映えもします。

茶米有言(CHATME)|上海でしか飲めない、個人的No.1

茶米有言(CHATME)

最後に紹介したいのが、上海・打浦橋駅近くのショッピングモールで偶然見つけた「茶米有言(CHATME)」。

ここ、正直に言います。
今回紹介した中で、一番美味しかったです。

最大の特徴は、牛乳を使わず「米乳(ライスミルク)」を使ったジャスミンミルクティー。
最初は「ミルクなしで物足りないのでは?」と思ったのですが、飲んでびっくり。コクがあるのに重くなく、ジャスミンの香りが一番クリアに感じられました。

ブランド自体がヘルシー志向で、米由来・穀物系の素材を使ったドリンクが中心。
店内も和テイストで落ち着いていて、人も少なめ。観光の合間に、静かに一息つける貴重な場所です。

おそらく上海ローカル限定。
だからこそ、打浦橋エリアに行く予定がある方には、全力でおすすめしたい一杯です。

CHATME(茶米有言)<茶米有言(CHATME)の店内の様子>

まとめ|上海で“本当に美味しい”ミルクティーを飲もう

上海のミルクティーといえば覇王茶姫(CHAGEE)が有名ですが、実際には個性豊かで奥深い世界が広がっています。

・安心と王道のCHAGEE
・茶葉感を楽しむなら喜茶(HEY TEA)
・香り重視なら茉莉奶白(MOLLY TEA)
・そして、感動レベルで美味しかった茶米有言(CHATME)

旅先で飲む一杯のドリンクって、その街の記憶と強く結びつくもの。
この記事を参考に、ぜひ自分好みの上海ミルクティーを見つけてみてください。
きっと、次の上海旅行がもっと楽しく、美味しいものになりますよ!