【姉弟2匹をお迎え】保護猫トライアルから2年|ジモティー里親体験談
「猫を迎えたいけど、1匹がいいか2匹がいいか迷う…」「ジモティーで保護猫って実際どんな流れ?」と悩んでいませんか。
わたしも初めて猫を飼うとき、迎え方や2匹同時の是非を何度もネットで検索し、決め切れずにモヤモヤしていました。
結論、わが家は2024年8月に保護猫の姉弟2匹を、ジモティー経由の保護猫団体から同時にお迎えして、約2年経ったいまでも「大正解だった」と心から思っています。
そこでこの記事では、賃貸のペット可物件探しから保護猫団体との出会い、譲渡会・面談・1ヶ月のトライアルを経て正式譲渡までの流れを、実体験を時系列でまるごとご紹介します。
2匹同時で迎えるメリットや、ジモティーの使い方のコツ、トライアル期間の実際まで、これから猫を迎える方の不安解消につながればうれしいです。
きっかけは夫婦の暮らしに「癒し」が欲しかった
わが家が猫を迎えたいと思ったきっかけは、夫婦2人の暮らしに「癒しが欲しい」と感じるようになったことでした。
理由は、当時の自分たちの暮らしを真剣に見直すタイミングが来ていたから。2022年ごろ、わたしは30代後半、夫婦子供なしで賃貸マンション暮らし。コロナ禍で海外旅行にも行けず、「本当にいまのわたしたちは幸せなのか」「やりたいことをやれているのか」を考える時間が増えていました。
具体的に転機になったのが、コロナ禍中の国内旅行。あちこちで立ち寄った猫カフェで、毎回猫からたっぷり癒しをもらって帰る経験を重ねるうちに、「家にも猫がいたらどれだけ幸せだろう」と思うようになったんです。
ただし、当時住んでいた賃貸マンションはペット飼育不可。猫と暮らしたいなら、まずは「どこで暮らすか」から考え直すところから始めなければいけませんでした。
ここから、わが家の1年半に及ぶ物件探しの旅がはじまります。
つまり、猫を飼いたい気持ちは芽生えたものの、いきなり保護猫サイトを見るのではなく、住環境を整えるところから動き出した、というのがわが家のスタートでした。
賃貸でペット可物件を探した結果、厳しかった現実
賃貸でペット可物件を探した結果、気に入る物件には出会えませんでした。
なぜなら、賃貸市場における「ペット可物件」の絶対数が想像以上に少なかったから。当時お世話になっていた近所の不動産屋さんには、はっきりこう言われました。
「ペット可の物件が出るのは、100件のうちせいぜい1割ですよ」。
家賃も周辺相場より1〜2万円高く、条件のいい物件はあっという間に埋まっていきます。
どの街でも結果は同じ。「ペット可」と書かれた物件は本当にレア。猫2匹OKとなるとさらに絞られ、ようやく見つかっても築年数や立地で妥協ポイントだらけ、というケースばかりでした。
ここで一度立ち止まり、賃貸を諦めて売買物件に振り切る方針転換をしました。新築・中古、戸建て・マンション、すべての選択肢を見て話を聞くうちに、相場感が身についてきます。最終的にたどり着いたのは「中古マンションに絞って探す」という結論。理由は、マンションは多くがペット(小型犬か猫)2匹までOKという規約になっていて、わが家の希望と一致したからです。
つまり、賃貸でペット可を探すのは想像以上に難しく、売買に方針転換したことで道が開けたのが正直な現実でした。
マンション購入という決断、「スピード感」が成功のカギ
中古マンション購入は、わが家にとって人生最大級の決断でした。
理由は、購入額が大きいだけでなく、「猫と一緒に長く暮らす場所」を選ぶという意味で責任が大きかったから。アラフォーで人生の折り返し地点に立ち、「本当にやりたいこと」に踏み出す挑戦そのものだった気がします。
具体的な体験で言うと、いまのマンションに購入決定する前に、一度逃した物件があります。立地も環境も間取りも金額も文句なし、わたしたちが「これだ!」と思って購入申し込みをしたのですが、ほぼ同時に別の購入希望者があらわれて、わたしたちは2番手になってしまいました。
中古不動産の世界では、2番手は正直に言って不利。最終的に1番手の方が購入され、その物件は逃すことに。
ここで学んだのは、「中古マンション購入はスピード勝負」ということ。気に入ったら即内覧、内覧したら即申し込み、くらいの動きが必要なんです。
その後、いまのマンションが不動産サイトにアップされた瞬間、すぐに内覧を取り付けて1番手で購入申し込みを入れ、無事購入までこぎつけることができました。今振り返ると、これは本当に運命的な出会いだったと感じています。
つまり、中古マンション選びは「スピード感×即決力」が成功のカギ。気になる物件には迷わず動くのが正解です。
猫の迎え方で保護猫を選んだ3つの理由
マンション入居後、改めて「どこから猫を迎えるか」を真剣に考えました。
なぜなら、選択肢ごとに費用・条件・出会える猫の特徴が全く違うから。なんとなくで決めると、後悔する可能性が高いシビアな選択です。
わが家の希望は3つ。
- 生後3ヶ月程度の子猫(自分たちでしつけがしたかった)
- 2匹同時にお迎え(留守中の寂しさを減らしたかった)
- 三毛猫が憧れ(柄が錦鯉のように美しい)
夫はブリティッシュショートヘアかシャム猫を、わたしはスコティッシュフォールドにも惹かれていました。でも、夫婦どちらも猫を飼うのは人生初。理想を抱きつつ、現実的な選択肢を一つずつ調べていきました。
具体的に検討した4つの選択肢はこちら。
| 選択肢 | 費用の目安(1匹) | 特徴 |
|---|---|---|
| ペットショップ | 20〜30万円前後 | 種類豊富。費用が高め。2匹なら倍 |
| ブリーダー | 10〜20万円前後 | 親猫の性格が分かる。猫舎で実物に会える |
| 保健所 | 数万円(医療費実費) | 数が限られていて、希望の猫種に出会えないことも |
| 保護猫団体 | 数万円(医療費実費) | 預かりさんが性格を把握。審査が厳しい団体も |
各選択肢の詳しい比較は、以前まとめた別記事もあわせてどうぞ。 → 猫を飼うならどこ?ペットショップ・ブリーダー・里親の徹底比較
そして、わが家が保護猫を選んだ理由は3つありました。
①救える命があるという事実を知って気持ちが動いた
ネットで保護猫情報を見ていると、毎日たくさんの猫が「ずっとのおうち」を待っている現実が見えてきます。「うちに来ない?」と自然に思えたのが大きいです。
②ペットショップの子猫より性格が分かっている安心感
保護猫団体には、譲渡前に猫を一時的に預かる「預かりさん」がいます。預かりさんが日々の様子を把握しているので、性格・癖・好きな遊び方まで詳しく教えてもらえます。
③譲渡費用が良心的
ワクチン代・ノミ駆除など、これまでの医療費の実費を支払う形が中心。ペットショップの数分の一のコストで、猫の迎え方ができます。
つまり、わが家の希望条件と保護猫の特徴がぴったり合ったから、迷わず保護猫に決めたのが正直な結論です。
ジモティーで姉弟猫と出会うまで|申し込みから譲渡会・面談の流れ
保護猫を迎えると決めてから、実際に出会いの場となったのがジモティーの「里親募集」でした。
なぜジモティーかというと、ネット検索でたまたまヒットしたからです。それまでまさかジモティーで里親募集してたなんて知りませんでした。
調べていくと、情報の鮮度・地元密着・無料(譲渡の場合医療費等実費負担あり)の3拍子が揃っていました。毎日情報をチェックすると、「保護猫団体さん、無理に野良猫を保護しなくていいのでは…」と思ってしまうほど、毎日たくさんの保護猫情報がアップされていました。
ジモティーで猫を探すコツはこちら。
- エリアを絞る:自分が引き取りに行ける範囲を選択
- 譲渡条件をチェック:単身NG、留守時間制限など団体ごとに条件あり
- 投稿者の信頼性を確認:過去の投稿履歴も見ると安心
- 猫の年齢に注意:子猫は生後3ヶ月以降の譲渡が一般的(体調安定のため、すぐ譲渡してもらえないこともある)
特にわが家が重視したのが「2匹同時に迎えたい」という条件。これには明確な理由がありました。
- 留守中の寂しさを2匹で紛らわせられる
- 猫同士でしか成立しない遊びがある
- 餌代や消耗品は1匹でも2匹でもそれほど変わらない(のでは?と思ってます)
ここで一つ大事な体験ベースのアドバイス。2匹同時にお迎えするなら、絶対に兄弟猫か、もとから一緒に暮らしていて仲良しの子たちがおすすめです。
なぜなら、子猫と成猫の組み合わせは子猫が力負けしてしまい、子猫と老猫だと老猫がくたびれてしまうから。本気で取っ組み合っても怪我しない遊びができるのは、兄弟のように育った2匹だけ。わが家の梅ちゃん・茶々丸も、姉弟だからこそ2歳のいまもなお、ものすごく仲良しです。
そんな中、ジモティーで運命の出会いがありました。それまで見ていた三毛猫の子猫は、「これ本当に三毛?」と思うほど色が薄かったり、虎柄が混ざっていたり。でも、いまの梅ちゃんは錦鯉のような美しい三毛柄。写真の顔がにんまり笑っていて、一目惚れでした。
そして、その隣にいた茶白猫(いまの茶々丸)もとびきりキュート。投稿者は保護猫団体さんだったので信頼度も◎。即決で申し込みを入れました。
<まさにこの写真の2匹に一目惚れ。実際に譲渡してもらうまで毎日写真を見てたな。>申し込みの1週間後、大阪・高槻市の公民館で譲渡会があり、この姉弟が参加することを知ります。「会いたい!」と即決して、夫婦で参加。猫の譲渡会は人生初。会場に並ぶたくさんのケージ、参加者も20〜30人ほどでちょっとしたイベント感がありました。
実際に2匹に会ってみると、まだ子猫ということもありケージに透明カバーやタオルが被さっていて、奥の方でビクビクしていたのが印象に残っています。
預かりさんからは、エイズ感染や障害がないこともしっかり教えてもらえて安心。その場で2匹の里親希望を申し込みました。
主に聞かれたのは以下の点。
- 在宅状況(わたしはリモートワークなのでほぼ家にいる)
- ペット飼育可の家か(マンション購入済みでOK)
- 飼えなくなった場合の対応(団体に相談する旨を回答)
- 生後6ヶ月で去勢・避妊手術をしてくれるか(もちろんYES)
譲渡費用は、生後3ヶ月までにかかった病院代の実費(検査・ノミ駆除・1回目のワクチン)で2匹合わせて約2万円。条件には「絶対これをしなさい」というような強制はなく、1ヶ月のトライアル契約と正式な譲渡契約の2段階で進む形でした。
つまり、ジモティー経由の保護猫団体からの譲渡会・面談・申し込みまでは、想像していたよりもスムーズで温かい流れだったのが実感です。
2024年8月姉弟猫を迎え入れた|2年経ったいまの暮らし
譲渡から今までの時系列変化
2024年8月、ついに梅ちゃんと茶々丸がわが家にやってきました。
なぜこの日付を覚えているかと言うと、人生でも指折りの幸せな日だったから。当日、昼過ぎに保護猫団体の方と預かりさんが車で自宅マンションまで連れてきてくれました。
具体的な迎え入れの瞬間と、その後の変化を時系列でまとめます。
◇当日の様子
駐車場で初対面したとき、2匹は1つのハードケースに一緒に入っていました。エレベーターでちらっと見える小さな体に、「生きてる…!」と感動。部屋に着いてケースから出すと、即座にソファの下へダッシュ。落ち着くまでケージで休んでもらいました。夕方には2匹で爆睡。小さくて、本当に可愛かった。初めてうちで餌を食べてくれた瞬間と、初めてうんちをしてくれた瞬間は、感動でした。
◇最初の1週間
慣れるまではケージ内メインの生活と言われたのでその通りに。やんちゃ盛りで、ケージ内でジャンプして暴れ回り、トイレの砂を派手に蹴り散らかして床は砂だらけ。トイレタイムが安定しないので、しょっちゅう掃除。子猫のうんちは想像以上に臭かった…でも、初日からトイレを覚えていたのは助かりました。
◇1ヶ月後(生後4ヶ月ごろ)
体調は不安定気味。血のようなものを吐いたり、うんちから線虫が見つかったりで、ちょこちょこ動物病院に通いました。大きな病気はなく、ホッ。
◇3ヶ月後(生後6ヶ月)
ウェットフードからカリカリへ完全移行。約束通り去勢・避妊手術を受けました。麻酔のリスクが心配でしたが、2匹とも無事に乗り越えてくれました。梅ちゃんは術後、一時的に吐いたり食欲が落ちたりして焦りましたが、すぐ復活。
◇1年後〜2年経った現在(成猫)
大人になったはずなのに、相変わらずやんちゃ。ライオンキングごっこ(一番高い場所に登って吠える)が大好き。病気もなく、すくすく成長してくれて本当にうれしい。お迎えから約2年が経ったいまも、毎日新しい発見がある暮らしです。
2匹で迎えてよかったこと
わが家は旅行に行くことが多く、ペットホテルに預ける機会があります。梅ちゃんは人懐っこくて誰にでも甘えるのに対して、茶々丸はビビリで人見知り。1匹だけだと茶々丸はパニックになっていたかもしれませんが、梅ちゃんがいてくれるおかげで安心して過ごせています。
そして、2匹で追いかけごっこをして遊ぶ姿は本当に微笑ましい。これは人間にはどうやっても再現できない遊び。冒頭でもお伝えした通り、兄弟のように育った2匹だからこそ、対等に遊べて本気で取っ組み合っても怪我しません。
保護猫を選んでよかったこと
正直、エゴかもしれませんが、命を救えたのかなと感じる瞬間があります。猫が外で生きていくのは、夏は暑すぎ・冬は寒すぎ、交通事故のリスクも常にあり、水や餌の保証もない過酷な環境。室内で守ってあげられて本当によかったと思っています。
それと、雑種は遺伝的に健康面のメリットが大きいと思います。うちの2匹はとっても元気で、動物病院の先生からは「血が濃いから、アスリート向きですね」と言われたほど。実際、ジャンプ力もスピードもすごい。
つまり、保護猫の姉弟2匹を迎えたわが家の暮らしは、想像していた以上に幸せになりました。
まとめ
保護猫の姉弟2匹を迎えるまでの道のりと、いまの暮らしを時系列で振り返ってきました。
要点をまとめると、
- 賃貸でペット可物件は驚くほど少ない(100件に1割)
- マンション購入は「スピード感」が成功のカギ
- 保護猫は「費用・性格把握・救える命」の3つ
- 2匹同時に迎えるなら兄弟猫や、もとから仲良しの子たちがベスト
- ジモティー+譲渡会の流れは、想像より温かくスムーズ
ただし、これは「猫の迎え方」の話。
根本的に猫との暮らしを快適にスタートするためには、迎える前の住環境とグッズの準備がしっかり整っていることが大事です。
なぜなら、住環境が不十分だと猫がストレスを感じるし、グッズが揃っていないと迎えた当日から手探りになってしまうから。
特にケージ選びは、子猫の最初の数週間の生活の質を大きく左右するので、迎える前にしっかり選んでおきたいアイテム。失敗のないケージ選びは、こちらの記事で詳しく解説しています。 → 後悔しない猫のケージ選び。2匹飼いブロガーが教える「高さ」と「引き戸」の正解
そして、わが家が今でも愛用しているコスパよし・実用性◎な猫グッズ10選もまとめているので、迎える準備の参考にどうぞ。 → 【2匹飼い愛用】100均・ニトリ・Amazonで揃う猫グッズ10選|本音レビュー
ペット可賃貸が見つからずマンションを購入し、ジモティーで出会った保護猫の姉弟2匹と暮らす毎日は、想像をはるかに超える幸せをくれます。この記事が、あなたの「猫との暮らし」を始める第一歩のヒントになればうれしいです。



